理事長所信及び基本方針

はじめに
創立以来、坂東のまちの未来を信じ、今日まで情熱を注いでこられたすべての先輩方に心からの感謝と敬意を表します。
今、私たちがこうして活動できるのは、長年にわたり築かれてきた歴史と、その歩みを支えてくださった先輩方の努力の賜物です。入会当初は、まさか自分がこの重責を担うことになるとは、想像もしていませんでした。しかし、今日まで坂東青年会議所の歴史を築き、献身的に活動されてきたその偉大な背中を見て、遂にこの大役を引き受ける決意が固まりました。この 44 年という歴史を紡ぐ者として、ただ伝統を守るだけでなく、「継承」と「挑戦」という2つの旗を掲げ、私自身が先頭に立ち、新たな一歩を踏み出す決意です。
「継承」とは、これまで積み重ねられてきた歴史や思いを大切にしながら、時代に合わせて進化させ、坂東のまちの未来へと責任を持って繋いでいくことです。そして「挑戦」とは、変化を恐れず現状を打開するために、私たち自身が行動することです。
変化が著しい時代の中で、坂東のまちには私たちが積極的に取り組むべき多くの課題が存在しています。しかし、私たち青年会議所には、それを解決できる力があると信じています。未来を切り拓くのは、誰でもない、今ここにいる私たちです。
新たな仲間と共に、未来を創る
2026 年度は、組織の土台を固めるために、会員拡大を最重要課題とします。今年度は期首メンバーが9名という決して多くはないメンバー数ですが、だからこそ、一人ひとりの存在が大きく、メンバー同士の深い絆があります。
新たな仲間を広く迎え入れ、その個性と価値観を受け入れることで、互いの違いを認め高め合う組織が生まれると考えます。私自身が新しい仲間と地域を結びつける架け橋となり、変化に強く、しなやかに対応できる坂東青年会議所を築く原動力となります。
常に坂東のまちに貢献できる組織である為に、仲間と共により力強く、より大きな一歩を踏み出しましょう。
次世代を育み、地域の未来を灯す
便利なSNSを通じたコミュニケーションが広がる一方で、人と直接会って話すことで身に付く表現力や、相手の気持ちを受け止める力が育ちにくい環境になってきていると感じています。地域の宝である子どもたちが、自らの個性や能力を発揮し、様々な人と関わることでコミュニケーション能力を高められるような場を提供することが、私たちの使命であると考えています。
私自身、入会 3 年目という浅い経験の中でまちづくりの委員長を務めさせていただき、初めての地域の方々を対象とした事業構築に戸惑う事も多々ありました。坂東青年会議所において長い歴史をもつ「わんぱく相撲」は、関係諸団体との調整や事業準備等、困難なことも多々ありました。しかし、困難な時こそ多くのメンバーの助けと支えを受け、事業を無事に完遂することが出来ました。この経験を通じて、組織の結束力がいかに重要であるかを改めて実感いたしました。
この事業に携わる中で、年々子どもたちに与える影響の大きさを肌で感じています。わんぱく相撲は、道具を使わず自らの身体のみで相手に挑む相撲だからこそ、勝つ喜びだけでなく、負ける悔しさ、仲間を思いやる心、そして礼儀作法を育むことができる、すばらしい事業であると確信しております。
私たちはこの伝統に誇りを持ちながら、さらに価値あるものとして次世代へと繋げてまいります。地域との絆をより深め、坂東の未来を切り拓く人づくりを進めてまいります。
互いに磨き合い、未来を担う人財へ
青年会議所は、単に知識やスキルを学ぶ場ではなく、挑戦を通じて自らの限界に向き合い、時に失敗や苦悩を経験しながらも、徹底した検証を重ねることで、その一つひとつを糧として成長していく組織です。
困難に立ち向かう勇気を持ち、仲間と力を合わせ共に課題を乗り越えていくことで、人としての厚みや人間力が培われます。それこそが、青年会議所でしか得られない真の学びであり、私たちが地域社会のリーダーとして成長していくための原動力です。
この一年、坂東青年会議所のメンバー一人ひとりが自らの可能性を信じ、恐れずに挑戦を続けてほしいと願っています。新しいことに挑戦することで、うまくいかないこともあるかもしれません。しかし、その経験のすべてが次の一歩を踏み出す勇気となり、やがて確かな自信へと変わります。メンバー全員が互いに刺激し合い、多くの貴重な経験を積み重ねる一年を経て、坂東のまちを支える真のリーダーへと成長していくことを、私は強く確信しております。
共創で拓く未来
45 周年を目前に控えるにあたり、諸団体との連携をこれまで以上に強化します。坂東青年会議所が単独でできることには限りがあります。しかし、行政、各種団体、そして市民の皆様との信頼関係を深めることで、これまでにない新たな価値を生み出すことができると確信しております。
他団体との協力や交流は、単に支え合うだけではなく、互いに刺激し合い異なる視点や発想を取り入れる貴重な機会です。多様な考えを融合させることで、地域課題への新たなアプローチが生まれ、より実効性のあるまちづくりにつながります。同時に、私たち自身が青年会議所としての理念や想いをしっかりと発信し、他団体へ良い影響を与える存在でありたいと考えています。私たちの行動が地域の意識を変え、まち全体に前向きな連鎖を生み出し、その連鎖が地域の自発的な行動へとつながっていく、それこそが私たちが目指す真の「共創」の姿です。
さらに、関東地区協議会や茨城ブロック協議会との連携を一層深めていくことは、私たち坂東青年会議所にとって不可欠です。地域を越えて多様な事例や経験に触れることで、自分たちだけでは気付けない視点や新しい発想を得ることができ、事業の質を高める大きな力となります。また、他地域の課題解決のプロセスを共有し合うことで、坂東がこれから直面し得る課題に対しても、より的確で迅速な対応が可能となります。
こうした広域での学びと協働を積み重ねていくことにより、坂東青年会議所はより柔軟で強い組織へと成長し、地域社会に対してもこれまで以上に実効性のある事業や新たな価値を提供できるようになると考えています。地域を越えた絆と行動が連鎖し、その広がりが坂東の活力となり次の時代を切り拓く確かな礎になるよう努めてまいります。
結びに
私たちは、課題から目を背けることなく、挑む覚悟を持って活動します。私たちのJC運動は、単に目の前の事業を成功させることだけではありません。これからの坂東を考え坂東青年会議所の持続的な未来を確実にするため、組織の「土台」を強固に築き上げることです。
会員拡大、人財育成、そして地域との強固な大地が象徴する揺るぎない礎を築くための地道な挑戦です。
今年は「共に育ち、共に拓く」という想いを胸に、私たちは互いに学び合い、支え合いながら、時には意見をぶつけ合い、仲間と共に歩んでいきます。一人ひとりの成長が組織の力となり、その力が地域を動かし、坂東の未来を切り拓く原動力となります。どんなに小さな一歩であっても、挑戦を重ねることで確かな成果へとつながります。
仲間の成長を喜びに、地域の笑顔を誇りに替えながら、私を信じこの一年を共に歩んでくれることを心から願います。一年間どうぞよろしくお願い致します。
<基本方針>
- 新たな仲間と共に、未来を創る
- 次世代を育み、地域の未来を灯す
- 互いに磨き合い、未来を担う人財へ
- 共創で拓く未来